変形性膝関節症などの長引く関節の痛みや、腱の痛み、スポーツによるケガでお悩みの方に向けた「PRP療法」を提供しています。当院では「PFC-FD™(フリーズドライ)」を使用しております。
この治療がおすすめの方
- 膝の関節のすり減りや変形で痛みがあり、ヒアルロン酸注射で効果がない方
- 手術を勧められたが、どうしても踏み切れない方
- テニス肘をはじめ、手や足の腱鞘炎が長引いている方
- 五十肩(肩関節周囲炎)でお悩みの方
- 肉離れなどのスポーツでの怪我を少しでも早く治したい方
対象疾患
- 変形性関節症(ひざ、肩、肘、足首、手首など)
- テニス肘(上腕骨外上顆炎)
- 手足の腱鞘炎
- 野球肘(肘内側側副靭帯損傷)
- 五十肩(肩関節周囲炎)
- アキレス腱炎
- 足底腱膜炎
- ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
- 肉離れなどの筋肉・軟部組織損傷
- 半月板損傷、靭帯損傷
1. PFC-FD™治療とは?
自分の血液から、組織を修復する司令塔である「血小板」の成分を抽出し、さらに濃縮・活性化させたものです。これを痛みのある部位に注入することで、傷んだ箇所に直接「修理しなさい」という命令を出し、自己治癒力を最大限に引き出します。
2. 世界中の研究で証明された「確かな実力」
最新の臨床データに基づき、従来の治療法と比較しても優れた効果が報告されています。
- 「一時的なしのぎ」ではなく「持続する効果」 保険診療内での注射は、直後の痛みを取る力は強いですが、数週間で効果が落ちてしまうことが少なくありません。一方、PFC-FD™の元となる成分を用いた治療は、6ヶ月から1年以上にわたって痛みの改善と機能の向上が続くことが多くの研究で示されています。
- さまざまな部位の悩みに対応 変形性膝関節症だけでなく、肩関節周囲炎(五十肩)、テニス肘、足底筋膜炎など、治りにくい関節や腱の痛みに対しても、長期間の鎮痛効果と満足度の向上が確認されています。
- あなた自身の成分だから、副作用が少ない 化学薬品ではなく、ご自身の血液由来の成分を無細胞化して使用するため、アレルギーや強い副作用のリスクが極めて低く、安全性が高いのが特徴です。
- 日常生活へ速やかに復帰 注射による施術のため、一般的な注射の痛みや、施術後1週間程度にわたって患部の腫れ・痛みが残る場合はありますが、速やかに日常生活に戻れることがほとんどです。
3. 治療の流れ
最短2回の通院で完了(1回の採血、1回の注射)します。
- ① 診察・カウンセリング
関節・腱の痛みや違和感の程度を詳しく伺い、治療による効果が見込めるかを医師が判断します。
- ② 採血
治療を行うことが決まったら、まずは約40mLの血液を採取します。
- ③ 血液の加工
採取した血液を専門の機関へ送り、安全にPFC-FDを作製します。加工にはおよそ3週間程度かかります。
- ④ 患部への投与(約3週間後)
採血から約3週間後に再度ご来院いただき、患部にPFC-FDを注射をエコーで確認しながら、丁寧に投与します。これで施術は完了です。
- ⑤ アフターフォロー(リハビリテーション)
治療効果をより高めるため、当クリニックでは可能であれば、治療後に運動療法(リハビリテーション)を組み合わせて継続していただくことをお勧めしています。また、必要に応じて経過観察のための通院をお願いすることがあります。
4. 費用のご案内
ご確認事項
- 採血後の感染症検査(HIV、肝炎等)の結果、万が一加工ができなかった場合は、**血液検査代 15,000円(+税)**のみのご負担となります。
- 効果には個人差がありますが、当院では最新のエビデンスに基づき、最適な治療計画をご提案します。
【参考文献】
本資料で紹介した効果や比較データは、以下の国際的な学術論文に基づいています。
- 変形性膝関節症における長期有効性の比較 U.S. Yadav, et al. Journal of Clinical Orthopaedics and Trauma. 2022; 28: 101827.
- 足底筋膜炎に対する持続的な鎮痛効果の検証 ZH Sawan, et al. Egyptian Journal of Anaesthesia. 2023; 39(1): 477-487.
- 膝蓋腱炎に対するPRP療法と衝撃波療法の比較 Filardo G, et al. American Journal of Sports Medicine. 2013; 41(2): 295-303.