1.関節リウマチとは
なんらかの免疫異常により、関節の炎症(腫脹、発赤、疼痛)が引き起こされる病気です。一か所の関節炎から全身の多発関節炎までの様々な病態を呈します。
2.疫学
日本での16~75 歳の人口における有病率は、0.6~1.0%であると言われています。
また、男女比は、約1:3と女性に多いです。
発症年齢は、2000年代は50代が最も多く、2010年代は60代が最も多くなっています。近年、関節リウマチの発症年齢の高齢化が指摘されています。
3.診断方法
「ACR/EULAR関節リウマチ分類基準」というものが用いられます。
問診、症状、採血検査などの様々な検査をし、関節リウマチの診断を行います。
「健診で、関節リウマチの因子が陽性だったから、関節リウマチだ」、逆に「関節リウマチの因子が陰性だったから、関節リウマチではない」と捉えているケースをよく見かけます。
実は、これは、大きな間違いです。関節リウマチは、血液検査だけでなく、様々な情報から判断されます。
関節リウマチは早期の治療が大変重要なことが分かっています。少しでもご不安な方はぜひお早めにご相談ください。
当院といたしましては、「6週間以上持続する手や足などの小さな関節の痛みや腫れ」というのが、受診する目安にするとよいかと考えております。